アパート・マンションの住人や隣家との生活上のトラブル、土地の境界や隣地使用をめぐるトラブル、私道の通行・利用をめぐるトラブル、建築等に伴う騒音・振動・悪臭や日照権・景観利益の侵害など住環境をめぐるトラブルなどは、一般市民にとって日々の生活に密着した身近な法律問題であり、誰もが巻き込まれる可能性があります。

また、子供のいじめなど学校生活をめぐるトラブルも相変わらず頻発していますが、今日では身近な法律問題の一つとして認識されるようになりました。

身近な生活圏で生じた問題ゆえに対応の難しさがあり、ストレスを強く感じられる方が多いようです。解決の見通しが立たないまま当事者間で延々と話合いを続けたり、自己流で対処するだけでは、感情的な対立を激化させてしまうおそれがあります。視点を変えて、一旦問題から距離を置いた方がよい場合もあれば、訴訟や「仮の地位を定める仮処分」等の法的手続を粛々と進めていく方がよい場合もあり、対応は様々考えられるところです。

当事務所では、こうした近隣トラブルについて、紛争の実態に応じたきめ細かな対応策を講じるべく、ご相談に応じています。

（建築基準法による「道路位置の指定」「２項道路の指定」等、行政処分が問題となるケースについては、「行政訴訟・国家賠償」欄もご参照ください。）